髪は入れ替わっていく事とブリーチ矯正について。
「縮毛矯正をしたら髪がチリチリになってしまいました。」 2年前に初めてご来店いただいたお客様に、 初回は縮毛矯正をされた部分のダメージが強かった為…
「縮毛矯正をしたら髪がチリチリになってしまいました。」
2年前に初めてご来店いただいたお客様に、
初回は縮毛矯正をされた部分のダメージが強かった為
根元の新しく生えてきた髪にしか縮毛矯正が
出来ませんでした。
その後、今から1年前に更に新しく伸びてきた部分に
また縮毛矯正をさせていただいて
耳上までが私がお手入れを担当させていただいた
履歴になりました。
初回のご来店から2年後の今回は
私の2年前の縮毛矯正の施術履歴部分が
リップラインまで伸びてきていたので、
（2ヶ月前に地元でカットカラーをされていて、
その際にブリーチをされていたのは想定外でしたが☺️）
お客様とご相談のうえ
今回のbeforeの状態のリップラインより下の部分の
初回のご来店のきっかけになりました
縮毛矯正によるダメージが強く
ご対応が出来なかった部分をカットして
2年越しで指通りの改善と手で乾かすだけで
まとまる状態にさせていただけました。
1年に1回縮毛矯正のご担当させていただきましたが、
信じて通っていただいてありがとうございました🙇
最近「脱白髪染め」と呼ばれている技術など
ハイライトをされていたりと、
ブリーチをされているお客様からの
ご予約、お問い合わせが増えておりますが、
お問い合わせの際に
「ブリーチを○回やっておりますが大丈夫でしょうか？」
というご質問をいただく事が多いのですが、
個人的にはとんでもない回数以外は
「何回やりました。」はあまり関係ない
と考えておりまして、
ブリーチ1回でもダメージが強く縮毛矯正の
施術に耐えられない。と判断をいたしましたら
お断りをさせていただきますし、
3回されていてもブリーチを担当された美容師さんの
施術の際のケアと
お客様ご自身のホームケアが素晴らしければ
「全然いけますね。」もありますので、
「ブリーチ毛に縮毛矯正出来ます。」というより
【自分の技術と知識で対応出来る範囲の体力が
髪にある場合はご対応をさせていただけます。】
という感じですので、
今回のお客様の場合の様にブリーチ部分への
縮毛矯正は問題が無くても
ご来店のきっかけになった縮毛矯正のダメージ部分には
ご対応が出来ない場合や、
以前ご担当をさせていただきました
こちらのお客様は
インナーカラー部分にブリーチ2回と
デジタルパーマがかかっていた状態でしたが、
私の技術と知識の範囲内で縮毛矯正をさせていただく事が
可能な髪の体力がありましたので
正直私が担当をさせていただいていない髪なので
薬剤履歴など詳しい履歴が分からない状態へ
施術する事のリスクと、
例え艶や指通りが改善したとしても
一度傷んだ髪は治らないため、
元々センシティブな状態から更に髪の体力を使って
縮毛矯正をかけるので
お家でのお手入れもしっかりやっていただかないと
髪がどうなってしまう可能性があるのか。
のご説明をさせていただきご了承いただいたうえで
施術をさせていただきました。
ですので、SNSを見ると
「ブリーチ矯正出来ます。」
「治せます。」
といった発信を見かけますが、
残念ながら私は神でも匠でも日本一でもない
郊外でやっているただの親バカおっさん美容師ですので、
【あなたの髪を実際に見て、触ってみないと
出来るかどうかはわかりません。】
が正直なところですが、
髪は歯と違って生え替わりますので
新しく生えてくる髪を私とお客様で一緒に協力して
ダメージを抑えた施術とケアをしていていけば
綺麗な扱いやすい髪にしていく事は可能ですので、
お越しいただいた時に
髪の体力的に1回で綺麗な扱い易い髪にする事が
が難しい場合もありますが、
「美容師はその場限りですがお客様はその髪で
半年、1年、2年と過ごさないといけない。」
と考えておりますので、
その場だけ髪が綺麗に見える施術ではなく
髪とお客様の未来を考えたうえで
“無理しない施術”を心がけております。
「今回は縮毛矯正をかけるのが難しいので
トリートメントでケアをしながら
カットでダメージ部分を減らしていって、
髪が入れ替わってきたら○ヶ月後に縮毛矯正を
やりましょう。」
など、
正直なご提案をさせていただきます。
本気で髪のケアをしていきたい方、
綺麗な扱い易い髪にするために
貸し切りの空間であなたの髪の事を
本気で考える時間を作ってみませんか？
縮毛矯正 髪質改善 専門美容室 LAND
柴田徳置
